:)harのはなまるミシン日記(仮)

はなまる雑貨店 :)harのあたまの中。猫2匹との暮らし。

猫たちを救う"猫かふぇねこぱんち"さんのお話

こんにちは、:)harです。

 

先日、以前からよくしていただいている

一宮市島村の猫かふぇねこぱんちさんに

おそうじボランティアに行きました。

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こちらは個人的推しニャンの"トマト"ちゃんです🍅

小さなお顔にクリクリお目目がチャームポイントの女の子。

 

ねこぱんちさんは保護活動から保護した猫たちのお世話、

猫カフェの運営、里親探しまでを全て個人(ご家族)でなさっています。

 

個人での活動とはいえ、

すごくたくさんの猫ちゃんたちが救われていて、

そんなニャンコさんたちが猫カフェスタッフとして

ゆるゆると頑張っています。

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こちらはココちゃん。

お目目が悪いのですが、キャットタワーも平気で登るし、

人も大好きな非常にチャーミングな子です☺︎

 

 

今回は"ニャンコたち可愛いよ!"

というお話だけをしたかったわけではなくて。

(ニャンコも可愛いけど)

 

ねこぱんちさんのTwitterで以前から拝見していたのですが

オーナーさんに改めてお伺いしたお話が衝撃すぎて。

少しでも理解が広まったらいいなと思い、

PCを開いております。

 

めずらしくちょっと長くなるのですが、

少しお時間をいただけると嬉しいです。

 

*    *    *    *    *

 

最近、ご近所で多頭崩壊現場が見つかったらしく、

猫たちの保護に、ねこぱんちさん

とても頑張っていらっしゃいます。

 

そもそも多頭崩壊って何?

厳密には"多頭飼育崩壊"のことで、

猫や犬などの動物を多頭飼いした飼い主が

避妊・去勢手術を受けさせずに飼い続けた末に

飼い主のキャパ以上に繁殖して数が増え

面倒を見きれなくなってしまうこと。

 

特に猫ちゃんは屋外放し飼いのケースもあり、

(今では屋内飼育のみの条例がある地域もあります)

多頭飼いでないとしても避妊・去勢をさせていないと

外から帰ってきて気づいたらうちのメス猫お腹がふっくら、

出産して数が増えちゃった、面倒見きれない、

そんな現実もあるようです、信じたくないけど。

 

飼っている猫が去勢をしていないオス猫で、

自分のうちの猫の数は増えなかったとしても、

もしくは近所になんだか子猫が増えたな、

なんて可能性もあるわけです。

 

何が問題なのか

面倒を見きれなくなった末に何が問題かというと、

糞尿の始末を飼い主がしないことで

近隣の方に悪臭などの迷惑がかかったり、

数が多いからこそ、鳴き声が騒音と化したり。

 

その程度によっては

保健所によって悪意のない子たちが殺処分

されてしまうかもしれない。

(殺処分という言葉も全く好きじゃないけれど)

 

また、きちんと管理された猫たちであれば

適正にご飯を食べたり清潔が保たれることで

病気や餓死の危険から守られ、

外の環境による危険(車など)にさらされることなく

にゃん生を送ることができるのです。

 

飼い主の身勝手さで左右されてしまう現実

そもそもの原因は主に

飼い主の避妊・去勢手術などの管理不足

飼い主というのは、一般家庭の個人であったり、

ブリーダーであることもあります。

 

犬も猫も人間も同じ命なのに。

人間の身勝手な行動で、こんなことあって欲しくない。

 

命の危険にさらさないために必要なことのに、

人間が怠った、もしくは、知らなかった結果が

こんな悲劇を招いてしまう。

 

ましてや家族として猫を迎え入れる人間であれば

こういった"猫たちの命を守る"方法を

わかっていなければならないと思うんです。

 

ざざっと多頭崩壊について乱文になりましたが、

うちの"はな"がブリーダーの多頭崩壊現場から

レスキューされた子であることもあって

多頭崩壊については色々思うとこがあります。

 

今回:)harが聞いた件

今回ねこぱんちさんからお伺いしたお話は

"一般家庭で猫を飼っていた人が多頭崩壊した末

 猫たちを置き去りに人間だけが引っ越した"

というもの。

 

もう絶句でした…

私には家族を置き去りにする人間の気持ち理解できない

 

現在、ねこぱんちさんはその現場を救うため、

周辺の人の協力も得つつまずはTNRを試みています。

 

TNR活動って何?

<Trap:捕まえる>

捕獲器で野良ちゃんを保護します。

これも一言で表されますが、

捕獲器を設置しに現場に行き、

入っているか確認しに何度も行く

というのはとても時間と労力のかかるもの。

 

<Neuter:避妊・去勢手術>

猫の繁殖はねずみ算式でどんどん増えていきます。

それはその数だけ殺されるために生まれてくる命が

増えてしまうということ。

それを食い止めるために避妊去勢手術をします。

 

<Return:元の場所に戻す>

その猫が元々暮らしていた地域に戻します。

そのまま保護して里親を探す場合も多いですが、

人間への警戒心が強い子には保護先の環境が

強いストレスになってしまうこともありますし、

保護後のお世話にも人的・金銭的コストがかかります。

リターン後、その地域で責任を持って可愛がるという

"地域猫"という考え方もあります。

 

殺されるために生まれてくる命を減らすために大切な活動を

今ねこぱんちさんが頑張っていらっしゃいます。

 

でもすでにねこぱんちファミリーになっている

たくさんの猫ちゃんたちを守ることも

続けていかなければいけない。

人手も資金もすごーくかかることなので

たくさんの方の協力が必要になります。

 

どうやって協力しよう?

まずは活動への理解を

ねこぱんちさんのTwitterを見ていただいて

こういった現実を知っていただくことも

動物愛護への理解を深めるという意味で

とても意味のあることだと思います。

twitter.com

 

資金面での支援

資金面での支援、というと

すごく大層に聞こえてしまうかもしれませんが、

カフェに足を運んでいただくことで、

そのお代はそのまま保護活動に活用していただけます。

猫たちにも癒されるのでオススメです🐈

お近くでない方も、

ねこぱんち基金がありますのでそちらからの支援も可能です。

詳細はこちらにあります↓

cafenekopanchi.crayonsite.net

ワンコイン(500円)だったとしても、

それだけあればご飯や猫砂が買えるわけです。

少額でもぜひご協力よろしくお願いしますm(_ _)m

 

で、はーさんは何してんの? 

私ができていることは微力なのですが、

猫雑貨の委託販売による集客・売上での支援を

ささやかながらさせていただいています。

猫雑貨の紹介は今度ゆるーくしますね。

 

また、自分自身の体調によるところが大きいですが、

今回のようにかふぇの猫部屋のお掃除に

お伺いしたりするときもあります。

(ガツガツ動ける体力ほしいなあ…)

 

あとはこうやって文章を書いたり、

Twitterリツイートしたりとかでしょうか…

(あぁまじで微力)

 

*    *    *    *    *

 

今回はゆるゆるはーらしくなく、

多頭崩壊の現実とそれに立ち向かっている

ねこぱんちファミリーについて

私なりに書かせていただきました。

 

初めてこんなにたくさん文章書いた!笑

私の私情も混在してるから

もうちょっと情報が端的に伝わるように

別記事でリライトしても良いかもしれないね。

 

読んでくださった方に、

多頭崩壊のことや保護活動の大変さのことが

少しでも伝わったらいいなあ…

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ねこぱんちさんにレスキューされたおちびちゃん。

愛おしいね、守っていきたいね。

 

もしよろしければ、はてブTwitterでの

情報拡散をしていただけるととても嬉しいです。

たくさんの方に思いが届いて、

支援の輪が広がりますように…

 

最後まで読んでくださった方、

本当にありがとうございました!!

 

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次回はゆるーく書きます(´・∀・`)笑

 

:)har